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メルシャンの新製品『甲州 淡紫(あわしむらさき)』が10月21日にデビュー!

ワイン醸造に使われるぶどうには多くの品種があります。国際品種のカベルネやシャルドネはよく知られていますが、今、世界では、その国固有のぶどう品種を使ったワインにも注目が集まっています。

ヘルシーな日本食との相性を考えた時、私自身、“絶対にお薦め”と思っているぶどうが2つあります。オーストリアの“グリューナー・ヴェルトリーナー”と日本の“甲州”です。両者はともに柑橘系果実の香りをそなえ、後味にはほのかな渋みがあり、繊細な和食の味わいを引き立てる素晴らしい存在です。

その双璧ぶどうの1つ、日本が誇る“甲州ぶどう”から、気品あるワイン『淡紫(あわしむらさき)』が誕生しました。メルシャンの社長陣頭指揮のプロジュクトで造り上げた新製品で、10月21日(水)にデビューします。紫は甲州ぶどうの色であり、日本では古代から高貴な色とされています。

初ヴィンテージの2008年はオープン価格で5000本限定。首都圏の情報発信力の高い和食業態の料飲店のみの取り扱いになります。オウチワインとしていただく機会はないのですが、和食店で料理とワインのマリアージュを堪能していただくには超お薦めのアイテム。

波模様を描くラベル、和装の裏地を思わせるラベル裏面の模様、ボトルはラベルの裏地と同じ模様の和紙で包まれています。粋なネーミングもさることながら、贈答用に使いたいと思わせる装丁なので、私としては来年以降、業務用以外の枠で販売されることを切に願っています。今秋に限っては・・・まずは、和食店で淡紫で乾杯を、ですね。

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